中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 四 宇宙霊は鋭敏な耳をもっている! 

桑原健輔さんの抜粋の第3回目です。今回から一週間ごとに発表することになりました。

中村天風「幸せを呼び込む」思考     神渡 良平著  講談社+α新書

ヒマラヤの朝焼けの写真
ヒマラヤの朝焼け

 

四 宇宙霊は鋭敏な耳をもっている! 

 

  「我々がたった一人でいるときでも我々の背後には万物の造り主、万物の親である、宇宙霊という限りなき叡智を持ったものが控えている。

 そして、またその宇宙霊が、感覚鋭い耳を持っているのだ。

 いいか! 鋭敏な耳を持っているのだ。宇宙霊は!

 だからいやしくも人を傷つける言葉、勇気を挫くような言葉、あるいは人を失望させるような言葉、憎しみ、悲しみ、嫉みの言葉を遠慮なくいっている人間は、悪魔の加勢をしているようなものだ!」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)

続きを読む 中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 四 宇宙霊は鋭敏な耳をもっている! 


中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 三 宇宙エネルギーを活用する

桑原健輔さんの抜粋の第2回目です。

中村天風「幸せを呼び込む」思考     神渡 良平著  講談社+α新書 

 

天風さんが修業されたヒマラヤの写真
天風さんが修業されたヒマラヤの写真

三 宇宙エネルギーを活用する 

 

  「『我、いずこよりきたり、いずこに行かんとす。何のためにこの現象世界に人間として、生まれ来しや』

 考えて、考えて、考えつくまで半年かかった。しかし考えていくうちにだんだん魂の夜明けがきた。そしてようやく、宇宙の根本主体の持っている働きの方から人間を考えてみようという考え方が出てきたのである。

 人間それ自身の存在だけを考えると、いかにも哀れな、不幸なものに感ずることもあるが、宇宙の根本主体の持つ幽玄微妙な働きと、人間の生命との関係を考えると、これは大変な見当違いから生み出された間違いだと気付いたのである」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)

                                                               

  天風の懊悩と悟り 

 肺結核という不治の病にかかり、病気治療のために行った欧米で万策尽き果て、もう日本で死のうと思い定め、マルセイユから船に乗った天風は、カイロでカリアッパと名乗るヨーガの行者に出会った。その詳しい経緯は拙著『宇宙の響きーー中村天風の世界』(致知出版社)で述べているのでここでは繰り返さないが、瀕死の状態にあった天風は直感した。(この人はおれがまだ知らないものを知っている! ひょっとするとおれの病を治せるかもしれない!)

続きを読む 中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 三 宇宙エネルギーを活用する


中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 一 「ありがとう」という魔法の言葉

桑原健輔さんの抜粋の第1回目です。

中村天風「幸せを呼び込む」思考     神渡 良平著  講談社+α新書

 

天風さんが修業されたヒマラヤの写真
天風さんが修業されたヒマラヤの写真

一 「ありがとう」という魔法の言葉

 

  「感謝と歓喜の感情は、宇宙霊に正しい力を呼びかける、最高にして純なる合図ともいえる。

 否、それは、我々の運命や、健康や、成功などを建設し、または成就してくれる、造物主の力の流れを、命の中に導き入れる”筧”のようなものである。だからこそ、何事にも感謝せよ、歓喜せよというのである」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)

 

 自分を活かす肝腎な知識はゼロ

  言葉というもの、もっと言えば、言葉を発する以前の、私たちの頭の中で考えていることが、私たちの人生にどれほど大きな影響を与えているか、私たちはまだそのことに気づいていないようである。中村天風自身が、

「私は『言葉』というものがそんなに重大な影響を持っているものとは少しも知らなかった」と述懐しているように、昔は平気の平左で悪口雑言も使っていたようだ。だからこそ肺結核という疫病神を自ら招いてしまい、生死の境をさまようことになってしまったのだ。

 しかし、絶体絶命の状況に追い込まれ、何とか生きようともがいたので、ついにヨーガの導師カリアッパ師に出会い、その許で修行して、言葉の持つ重大な影響に目覚めた。その目覚めのくだりを『運命を拓く』(講談社)に書いているので、それに準拠して述べよう。

続きを読む 中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書 - 一 「ありがとう」という魔法の言葉


新連載のお知らせ

 

『中村天風「幸せを呼び込む」思考』の表紙
『中村天風「幸せを呼び込む」思考』の表紙

 先日、山口県の田布施町にお住いの読者桑原健輔さんから次のようなお手紙を頂戴しました。それで松山に出張したおり、桑原さんとお会いし、私がお手伝いできることは何かと話し合いました。そして桑原さんが拙著『中村天風「幸せを呼び込む」思考』(講談社新書)の中から抜粋されたものを、2週間に一度、私のHPに掲載したらどうでしょうかと提案しました。桑原さんが了承されたので、掲載することになりました。
 みなさま、どうぞご笑覧ください。そして感想を桑原さんや私に聞かせていただければ幸いです。なにとぞ、よろしくお願いします。

 

 拝啓 秋冷の候、先生にはますますご健勝にてご活躍のこととおよろこび申し上げます。
 突然、手紙を差し上げる失礼をお許しください。小生は81歳の老人です。6年前、肺がんにかかって左肺の上部を切除しましたが、その後経過がよく生きながらえております。
折角肺がんという死亡率の高い病気で救われたのだから、病気や事故などで苦しみ、あるいは再起に不安を感じながら闘病生活を送っている人に対し、少しでも前途に希望や元気を与えることができないか、挑戦しようと思い立ちました。 続きを読む 新連載のお知らせ


雑誌「きらめきプラス」の石川真理子さんの記事(後編)

雑誌「きらめきプラス」に載った石川真理子さんの記事を紹介します。

石川真理子さんは、作家、武士道研究家、幕末明治女性研究家としてご活躍の方で、
来年、照隅会の第38回のゲストとしていらしてくださいます。
これは石川さんの書かれた、雑誌「きらめきプラス」の「石川真理子の人物探訪」という記事で、臨済宗円覚寺派管長である横田南嶺管長のことを取材されています。(横田南嶺管長もまた同じく再来年の照隅会の4月のゲストとしてお越しくださる予定になっております。)
前編・後編と分かれていまして、こちらはその後編になります。

どうぞご覧ください。

PDFはこちらです。

石川真理子の人物探訪 後編 1/6
石川真理子の人物探訪 後編 1/6

続きを読む 雑誌「きらめきプラス」の石川真理子さんの記事(後編)


3 / 1712345...最後 »