月別アーカイブ: 2014年7月

宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界

 同文館から出されていた『安岡正篤の世界』が『宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界』と改題されて、講談社+α文庫から発売されました。この『安岡正篤の世界』は読売新聞から「安岡ブームの火付け役になった本」と絶賛されていたのですが、このほど文庫本に入ることによって、より多くの方々に読まれるであろうことを思うと、喜びに耐えません。


安岡正篤 人生を拓く

 人間学の師安岡正篤の一貫したテーマは、「いかにして自分自身の人生の主人公になるか」であった。それだけに彼が掴んだ宇宙の真理は、私たちが人生を構築する上で参考になることが多い。そこでこの本では安岡が獲得した人生の知恵に焦点を絞り、さまざまな例話を用いて、その奥義を説いた。


「人生二度なし」森信三の世界

 私は50歳のとき、大病から立ち直り、お礼参りとして、36日かけて四国歩き遍路をした。最後の88か所目の大窪寺で大願成就を感謝していると、森信三の言葉が迫ってきた。「人間は一生の間、会うべき人には必ず会される。それも一瞬遅過ぎもせず、早過ぎもしないときに」。私たちは“大いなる存在”にしっかり見守られ、導かれているというのだ。
 読売新聞は拙著『安岡正篤の世界』が安岡ブームを巻き起こしたと評したが、同じように神渡が森信三の評伝を初めて世に問い、その後の森信三ブームの火付け役となった。


人は何によって輝くのか

 私の人生は脳梗塞で倒れ、寝たきりにならなければ、目覚めることはなかった。いま考えると、職を失って収入が無くなり、しかし養わなければならない家族を抱えて、どうやって生きていったらいいかと悲嘆に暮れた日々は、朝日が昇る直前のもっとも暗い時だった。そこで気づかされ、目覚めていった事柄で、後半の人生が開けて行った。気がついたら、50数冊の書物を書き、講演は年間120回を下らず、海外まで呼ばれるようになった。
 大学での挫折、ヨーロッパの放浪、スコットランドの霊的コミュニテイ・フィンドホーン滞在、脳梗塞で倒れ、余儀なくされた闘病生活、父母との和解に至った内観での目覚め、真理に目覚めた四国巡礼など、その求道の人生を語る。ハリウッドの女優シャーリー・マクレーンが真理に目覚めていったことを書き綴った『アウト・オン・ア・リム』に匹敵する本と称賛する人もある。

☆サイン本のお申込みは、ページ上部の連絡先へお願いします。
(ご住所、お電話番号、冊数)


マザー・テレサへの旅路 - 祈りと愛に触れた日々

 今世紀最大の、いや人類史上最大の偉人が逝った。その偉人が私たち同時代人に投げかけたものは何か。神は私たちが彼女から何を学び、私たちの人生にどう生かせと願っておられるのか。マザー・テレサの生き方にアッシジのフランシスコが大きな影響を及ぼしていることを知った筆者は、イタリアのアッシジを訪ね、フランシスコゆかりの場所を訪ねて、その生き方を学んだ。本書はマザー・テレサのもとでボランティアの汗を流した筆者からの鎮魂歌である。

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下坐に生きる - 先哲に学ぶ人生の知恵

 人生は魂を磨く学校である。人それぞれに与えられるかけがえのない人生を使って、自分に与えられている能力を発掘し、最大限に発揮し、ご恩返しをすることにある。ここに採りあげられている人々の人生は、私たちを奮い立たせてくれる応援歌だ。
 神渡良平の多くの著書の中で、この書は『安岡正篤の世界』『はだしの聖者』と共にベスト3に挙げられる。仏教詩人・坂村真民も絶賛した書。


宇宙の響き ー 中村天風の世界

 自分の人生の主人公でありたいと願わない人はいない。哲人中村天風がヒマラヤでの修行を通して目覚めていく過程を追いながら、強靭な自分を作る方法を学ぶ。従って本書は、さまざまなことが起きる人生に負けない自分を作るガイドブックでもある。
 ながらくベストセラー5位にランクされた自己啓発書。


安岡正篤人間学

 安岡正篤の代表作30冊の中から、著者の心の琴線にふれる一説を抜き書きし、それにわかりやすい解説を加えた。従って安岡教学のエッセンスともいえ、安岡人間学の全貌を理解する格好の書。各項目とも見開きで読み終わるように工夫されている。
 『安岡正篤の世界』『人生の師父 安岡正篤』と共に3部作の一つ。文庫化もされ(講談社+α文庫)、今も売れ続けている超ロングセラー。


人生の師父 安岡正篤

 安岡正篤が戦前宰相していた金鶏学園、日本農士学校で行っていた塾風教育を探り、薫陶を受けた人々の生きざまを語る。幻の名著「東洋倫理概論」も解説する。より高き人生を送るためには「魂の師」を持つことがいかに大切か、余すことなく教えてくれる好著。