月別アーカイブ: 2014年11月

12月の予定

日時 演題 会場 主催団体 連絡先担当者

12/7(日)
10:00~12:15

伊勢神宮に学ぶ大和の心
ゲスト 修養団
寺岡賢様

アカデミー文京学習室
文京区春日1-16-21
文京シビックセンターB1
℡03-3812-7111

照隅会

世話役 岸
℡090-2755-5402

12/15(月)
18:00~20:00

忘年会

ヨコハマプラザホテル
横浜市西区高島2-12-12
℡045-461-1771

横浜志帥会

世話役
㈱パスポート
粟田
℡044-975-4800

12/28(日)~1/3(土)

 内観  瞑想の森内観研修所  瞑想の森内観研修所  目瞑想の森内観研修所
℡028-686-5020

 

 


山梨県甲斐市 K.S様からのお便り (2014.11.17)

冠省 本日仕事帰りに、『安岡正篤人間学』(同文舘出版)の、150~151ページ「貧賤に処しておそれず」を読みました。私は現在32歳です。これまで3回、転職をしたこともあってか、同世代よりも出世が遅く、給料も低いです。そのような中、時々やりきれなくなるときもありますが、本日この箇所を読んで、また精進する力をいただきました。ありがとうございました。


宮崎県宮崎市 S.A様からのお便り (2014.11.13)

 前略 ごめんください。先日は宮崎県日向の地にての講演、本当にありがとうございました。11月9日朝の日向市倫理法人会での講演「人は何によって輝くのか」、同じ日の午後、養心の会日向での講演「内なる声を聴く」のどちらにも参加しました。先生の語られた珠玉の言葉を反芻しながら、すばらしい空間の余韻に浸っております。
 私は高校時代、三島由紀夫氏の「武士道と軍国主義」という評論を読み、大きな感動を覚えました。そういう下地があったのか、大学時代は民族派の学生運動に参加しました。国体の問題、歴史認識の問題、天皇陛下に関することなどの学びを進めるにつれ、現実の社会や政治の在り方に疑問を感じ、何とか変革したいと、さまざまに模索し、行動しました。韓国や中国大使館に抗議に行き、警察や機動隊とぶつかったことも多々ありました。
 またある新興宗教に入りましたが、個人の救済だけ汲々としている現状に飽き足らなく、それでいいのかと激しく詰問し、批判した時期もありました。そんな折、私の心の眼を開いてくれたのが、鹿児島県知覧(ちらん)の特攻隊の方々の遺書であり、辞世の句でした。まだ富屋食堂のトメさんが生きておられた頃のことで、訪ねて宿に泊めていただき、夜遅くまでお話を伺ったこともあります。彼らの純真無垢の心は、単に当時の社会情勢や教育という言葉で結論付けられるような、そんな浅薄なものではないと痛感しました。自分の志が萎える時は決まって知覧に足が向いていました。
 今回、先生が緒方海軍中尉の遺詠や短歌を詠まれたとき、涙がとめどもなく流れ出ました。
   いざさらばわれは御国の山桜
        母の身許に帰り咲かなむ
 靖国神社の桜は彼らの帰る場所であり、母たちが息子たちと出会う処でもあります。なのにそこが政争の場となっていることに対して、とても悲しみを感じます。特攻隊の方々の生き方と共に、私の人生に大きな影響を与えていただいたのが、先生の50冊以上にも及ぶ著書です。以前、何かの本に、「人生で二度読み返す本を持つ人は幸福な人である」と書かれていました。そういう意味では、私は至福の人だと言えるかもしれません。
 先生の著書は折に触れ、何度も何度も読み返しています。そうすることで、自己の志を日々再確認し、一隅を照らすべく、足許の実践に取り組む力を与えられています。まさに恩書というべきものです。今回の講演の演題でもあった「内なる声に耳を澄ます」ことが、紆余曲折の多い人生を経て、私にもようやく少しずつできるようになったのも、先生のご著書と先生にお会いできたお蔭だと思っています。
 脈絡のない手紙となりました。一言お礼を申し上げたいと思いながら、ついつい長くなったことを心よりお詫び申し上げます。
 先生のますますのご活躍を祈念いたします。
 平成26年11月10日

S.A 九拝


雑誌、月刊「関西師友」の連載のお知らせ

「関西師友」 表紙現在、月刊「関西師友」に連載中です。

月刊「関西師友」は毎月1日発刊です。安岡正篤先生ゆかりの関西師友協会が発行しています。
書店売りは無く、直販のみですので、ご興味のある方は下記までご連絡ください。

関西師友協会
〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目7-15 TAG南船場ビル5F 関西師友協会
電話06-6244-3326 FAX06-6244-3327  Eメールsiyukai@guitar.ocn.ne.jp

次回の東京でのイベントのお知らせ

次回のイベントは、2014年12月7日(日) 午前10時~午後12時15分に、アカデミー文京 学習室 (東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンターB1 )にて、『第24回照隅会の「神渡良平 人間学」』 を予定しております。

詳細は以下のサイトをご覧ください。参加のご予約もできます。
【照隅会】 神渡良平 人間学

ゲストの公益財団法人修養団の講師、寺岡賢さんのご紹介をしておりますので、下記ページもご覧ください。
第24回照隅会イベント「神渡良平 人間学」 のご案内


第24回照隅会イベント「神渡良平 人間学」 のご案内

第24回照隅会の「神渡良平 人間学」 が、下記の予定で行われます。

・日時:2014年12月7日(日) 午前10時~午後12時15分 
・会場:アカデミー文京 学習室 (東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンターB1 )

 今回は、ゲスト講師に公益財団法人修養団の講師、寺岡賢さんをお招きし、「伊勢神宮に学ぶ大和の心」についてお話しいただきます。

 私はここ何年も、関西に出張すると、帰路は伊勢に回って修養団伊勢道場に泊めてもらい、当時道場長をされていた中山靖雄先生のお話を聞くのを楽しみにしていました。翌朝は伊勢神宮に正式参拝される中山先生ご夫妻について参道を歩き、御垣内の中まで入ってお参りしました。
 中山先生はすでに視力を失っておられたので、奥様に手を引かれて参道を歩まれます。私はその後をたどるのですが、手をつないだお二人の姿がほほえましく、お2人の後を歩くだけで満たされました。
 その中山先生の秘蔵子が寺岡賢さんです。私は彼が修養団伊勢道場の講師として招かれる前から付き合いがあり、何とさわやかな青年だろうと感心していました。その後伊勢には、『天翔(あまか)ける日本武尊(やまとたけるのみこと)』を書くために、縄文文献『ホツマツタヱ』の研究に通うようになり、寺岡さんとはいっそう深い付き合いをするようになりました。寺岡さんが古代史に関する知識が深いのには驚きます。いや単に知識が深いだけでなく、神々と共に生きておられる! という感じを受けます。歳は若いのに、よくぞこの境地に達したものだと驚嘆します。
 やはり中山先生が修養団教育を託されただけのことはあるなと思いました。そしていつしか、もしヤマトタケルが現代に生きていたら、きっと寺岡さんのような好青年だっただろうと思うようになり、「平成のヤマトタケル」と呼ぶようになりました。
 照隅会にぜひゲストとしてお招きしたいと思い、長年の願いがかないました。寺岡さんは修養団の講師として忙しいだけでなく、現在は全国の企業や団体からも呼ばれも、人気は留まるところを知りません。寺岡さんをみなさんに紹介できるのを名誉に思います。

詳細は以下のサイトをご覧ください。参加の予約もできます。

【照隅会】 神渡良平 人間学