次期拙著『自分の花を咲かせよう』の発売の詳細が決定しました。
タイトル:『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』
5月22日発売、1500円 PHP研究所
祈りの詩人坂村真民先生が逝去されてから10年が経ち、ますます
本著のプロローグを以下で紹介しております。
5月中旬発売『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』のプロローグができました。
次期拙著『自分の花を咲かせよう』の発売の詳細が決定しました。
タイトル:『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』
5月22日発売、1500円 PHP研究所
祈りの詩人坂村真民先生が逝去されてから10年が経ち、ますます
本著のプロローグを以下で紹介しております。
5月中旬発売『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』のプロローグができました。
祈りの詩人坂村真民先生が逝去されてから10年が経ち、ますます
桑原健輔さんの抜粋の第15回目です。
中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書
十五 『歎異抄』との出会い
「眼前の草、そして樹、青く澄んだ空、流れ行く白い雲、また落ちる滝の水、どれを見ても、人間の力で作られたものは何一つない。
陽が西に落ちれば夜になり、夜が明ければ朝が来る。春から夏、夏が去れば秋、やがて寒い冬が来る。この整然たる秩序、一糸乱れぬ自然の状態を想い、またその自然の法則を考えたときに、その気の持つ働き、全智全能のあらわれは、人間の知識などでは、到底計り知れない広大無辺なものである、と気がついたのである」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)
桑原健輔さんの抜粋の第14回目です。
中村天風「幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書
十三 マンダラのメッセージ
「人の生命は常に見えざる宇宙霊の力に包まれている。
したがって、宇宙霊のもつ万能の力もまた、我が生命の中に当然存在しているのである。 ゆえに、いかなる場合にも、またいかなることにも、怖れることなく、また失望する必要はない。
否、この真理と事実とを絶対に信じ、恒に高潔なる理想を心に抱くことに努めよう。
さすれば、宇宙真理の当然の帰結として、必ずや完全なる人生を作為される。
今ここにこの天理を自覚した私は、何という恵まれた人間であろう。
否、真実、至幸至福というべきである。
したがって、ただこの上は無限の感謝をもってこの真理の中に安住するのみである」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)
日時 | 演題 | 会場 | 主催団体 | 連絡先担当者 |
6/2(金) |
人は見守られて導かれている |
円覚寺 |
円覚寺 |
円覚寺 |
6/19(月) |
中村天風「幸せを呼び込む」思考 |
崎陽軒本館6階 |
横浜志帥会 |
事務局 星 |
6/24(土) |
自分の花を咲かせよう |
未定 |
照隅会 |
事務局 岸 |
5月の講演案内に以下の講演情報を追加いたしました。
・5/13(土)13:00~14:30 人間学塾 中之島 『アメイジング・グレイス―魂の夜明け』
・5/27(土)15:00~16:30 養心の会 金沢 『自分の花を咲かせよう―祈りの詩人坂村真民の風光』
詳細は、以下をご覧ください。
2017年5月の予定
※『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』は五月中旬、PHP研究所から発売されます。
プロローグ
神渡良平
坂村真民先生の詩に魅せられて、松山市郊外のタンポポ堂に初めて訪ねたのは平成五年(一九九三)二月のことでした。八十四歳になる真民先生はすっかり枯れ切っておられ、透明な秋の空気のように澄み切っておられました。
玄関脇の八畳ほどの応接間での取材は深みに導かれ、あっという間に一時間半あまり経ってしまいました。では、近くのレストラン開花亭で食事をしましょうと立ちかけると、真民先生は「ちょっと待っていなさい」と言い残して、二階の書斎に上がっていかれ、二枚の色紙を持って降りてこられました。見ると墨痕鮮やかに、
桑原健輔さんの抜粋の第13回目です。
中村天風『幸せを呼び込む」思考
神渡 良平著 講談社+α新書
十 私の使命は教育だ
「私は、力だ。
力の結晶だ。
何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも、運命にも、
否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ」(『運命を拓く』中村天風著 講談社)
拝啓
昨日の冷たい雨もあがり、今日は太陽が遠慮がちに顔を出しています。その光に照らされて、ふきのとうが春を知らせようと微笑んでいます。久しぶりに先生にペンをとり、さまざまなことが浮かんできます。
夫の旅立ちがきっかけで先生の本に出合い、自分の内なるものから気づきを得られ、前に進めたことがそもそもの始まりでした。
その後、兄の闘病の時、東大病院の矢作直樹先生の本に出合い、兄の旅立ちと死後の世界のことを受けとめることができました。更には神渡先生のおかげで矢作先生にお会いすることができ、感謝しつくせません。苦しい時に神渡先生とのご縁が深くなると、不思議な気がしています。
今回、久しぶりにペンを執ったのは、あらためて『下坐に生きる』を読みなおしてみたからです。本箱から『下坐に生きる』がサインを送っているような気がして、開いてみると、何と坂村真民先生が「序文」を寄せておられ、びっくりしました。
人生で起こるさまざまなできごとも、時と共に浄化され、人としての原点にひきもどしていただけるのだと納得しました。年を重ねると、以前はまだよくわかっていなかったことが見えてくるものですね。
目下『自分の花を咲かせよう 祈りの詩人 坂村真民の風光』のゲラ校正が進行中のようで、五月十五日には出版されるとのこと、心待ちにしております。
『下坐に生きる』を読み進めていると一燈園の三上和志さんのことが書かれており、身につまされました。他の人が心の重みを解放するのに、自分も一助できるとは何とありがたいことでしょうか。
また、先生と杉山彦一天風会会長との対談「生命の本質を探る」では、人は窮地に追いこまれると、「和紙にしみ入る水の如く」、天風先生の哲学がより深く身に染み入ることがわかりました。トラブルがあっても、人間は軌道修正して、本来のあるべき姿へと引きもどしてもらえるんですね。
今あらためて『下坐に生きる』を手にし、読みなおしてまた感動させられたのは、今の私に新たな気づきが必要なのだと、目にみえない何かのはからいがなされていると、すなおに感じます。10月には今年も宮崎に講演に来られるとのこと、ぜひとも聴きにまいります。
季節の変わり目ですが、私も四季を味わいながら、穏やかに過ごしたいものと思っております。先生もご自愛されお過ごしください。
三月二十六日記 宮崎県 T・S
桑原健輔さんの抜粋の第12回目です。
中村天風『幸せを呼び込む」思考 神渡 良平著 講談社+α新書
十四 水からの伝言
「人間の心に、何かの観念が出ると、その観念の型のとおりに宇宙本体から微妙な力が働き出し、その観念の型が、良ければ良いように、悪ければ悪いように――わかりやすくいえば――思い方や考え方が積極的であれば、積極的なものが出来、消極的なら消極的なものが出来る。そういうように真理が出来ている。人間の境遇だとか、その人の現在に同情するということはないのである。真理というものに同情はない。峻厳侵すべからずである(『運命を拓く』中村天風著 講談社)