新刊『許されて生きる 西田天香と一燈園の同人の下坐に生きた軌跡』とは

『許されて生きる』表紙
『許されて生きる』表紙

私の師のことを書きました。大学紛争の最中、3派全学連が荒れ狂い、キャンパスが狂乱の巷になったとき、天香さんの『懺悔の生活』を読み、ショックを受けました。そこには、私が悪かったとお詫びし、「許されるなら生きる」と、人々の魂に手を合わせて祈る天香さんの姿がありました。 

 天香さんは以来ずっと私の生き方をリードしてくださいました。私は自分が死ぬまでには、天香さんのことを書こうと思い続けてきました。それが天香さんと、これまで生かしてくださった社会への恩返しだと思ってきました。40数年に及ぶ思いが実を結んだのが『許されて生きる 西田天香と一燈園の同人の下坐に生きた軌跡』です。私の皆様への感謝の恩返しです。どうぞ、お読みください。