『野に在る覚者たち - 人知れず咲く大輪の人生』

『野にある在る覚者たち』 表紙
サンマーク出版  税別1600円  1998/10/15発行
無名あっても、有力な生き方をした人々
 人間は功成り名を遂げて有名になり、財を築くと、ややもするとその上にあぐらをかいてしまい、進歩向上しなくなりやすい。安岡正篤はそれを「有名無力、無名有力」と表現し、「無名であってもいい、しかし内容のある人間でありたい」と刻苦勉励した。世の中の健全さはそういう人々によって支えられている。本書では、脳性小児麻痺の日木流奈、内観の開発者の一人柳田鶴声、仏教詩人坂村真民、トルストイの翻訳者北御門二郎、はがき道の坂田道信など、無名であっても有力な人々を採り上げている。

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