日別アーカイブ: 2014年8月17日

大阪 Y・N様からのお便り (2014.8.17)

 神渡良平先生、『中村天風人間学』を読み終わりました。第三章「前後裁断――ただ今 この時に集中せよ」を拝読し、感動しました。神渡先生のご講演で、聖光学院高 校の皆さんのお話をお聴きしてましたが、より深い歩みを知ることが出来ました。「私はただ年歳を食ってるだけのオッサンだ。聖光学院の皆さんの方がはるかに人生の大先輩だ。もし高校時代に戻れるなら、斎藤監督のような先生に出会い、ご指導を仰ぎたい」と思いました。ホームページに載っていた写真で、神渡先生のお話を微動だにせず、純粋に素直に真摯に食い入るように吸収しようとしている 聖光 学院高校野球部の皆さんの姿を見てるだけで、熱いものが込み上げてきます。
 第一回戦をテレビで見ました。初戦の神戸国際大附属高校とのゲームセット後、神国大高校のピッチャーが込み上げてくるものを抑えきれず、号泣していました。その理由を インタビューでこう答えてました。
「ゲームセット後に聖光学院高校の部員の1人が傍に駆け寄って、『ナイスピッチング!』と一言讃えたそうです。このピッチャーは両膝、右肘、腰の怪我で何度も手術を重ねていました。甲子園大会に出場出来るか以前に、野球自体を止めようと迷ったそうです。その時お婆さんから、
「やって駄目な時もある。しかし積み重ねた努力は必ずあなたの力となって実を結ぶんだよ」
 という内容の手紙を戴き、額に入れて 励みにしたそうです。聖光学院高校部員の一言で、数々の想いが走馬灯の様に湧き上がってきて、
「野球をあきらめずに、やってて本当に良かった!」
 と号泣してしまったのだそうです。本当にすがすがしい姿で、インタビューに答えてました。本当に素晴らしいですね。
 甲子園大会出場校の皆さんに頑張って欲しいですが、やはり聖光学院高校野球部の皆さんに、《真摯に取り組む姿勢、歩み、たたずまい、思いやり》全てにおいて日本一! その結果として高校野球日本一! になって頂きたいです。二回戦全試合を予約録画したいですが、障中で録画できなくて残念です。
 陰ながら心より応援してます。有難う御座います。 大阪 Y・N