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いのちの讃歌 自らの人生を切り拓いた8人の物語

私たちはサムシング・グレートから“いのち”を授かり、立派な花を咲かせるよう期待されてこの地上に送られて来ています。その実現の過程でしばしば立ちはだかる壁に阻まれ、途方に暮れてしまうこともあります。でも気を強く持って壁を乗り越えると、独自の花が開きます。本書で採り上げた方々は見事に自己実現し、立派な花を咲かせました。それらの例に励まされて、私たちもまた見事な花を咲かせましょう。そして“いのちの讃歌”を高らかに歌おうではありませんか!


神渡より『いのちの讃歌』出版のご案内

いのちの讃歌_カバー_帯付き

このたび、致知出版社より拙著『いのちの讃歌』を上梓しました。
  私は、私たち一人ひとりは天から地上に遣わされてきた存在だと思っています。どの人もそれぞれにこの地上で花を咲かせ、人々に貢献すべく、個性や持ち味を賦与されて送られてきていると思っています。
 しかし現実の荒波に遭遇し、それがしばしばゆがんでしまい、埋もれてしまっている場合があります。でも心さえ折れなかったら、見事に立ち直り、自己実現していくと思っております。そこには一定の秘訣、心の持ち方があるように思います。
  安岡正篤先生、中村天風先生、あるいはまた森信三先生、それに最新刊『許されて生きる』(廣済堂出版)に書いた西田天香さんは、そうした天の理法を説きあかしてくださっているように思います。
  本書ではブレークスルーを果たして、それぞれの〝いのち〟が見事に輝いている人々を採り上げました。まさに書名のとおり『いのちの讃歌』を歌っておられます。そうした実例から天の理法を学ぼうというのが本書の狙いです。 ご笑覧いただければ幸いです。


2019年3月の予定

日時 演題 会場 主催団体 連絡先担当者

3/2(土)
14:00~16:00

安岡正篤珠玉の言葉

佐倉市臼井公民館
佐倉市王子台1-6
℡043-461-6221

佐倉素行会

神渡
℡043-460-1833

3/5(火)
6:00~6:40

輝いて生きる

ホテルニューオータニ幕張
千葉市美浜区ひび野2-120-3
℡043-297-7777

千葉市美浜区倫理法人会

千葉市美浜区倫理法人会 三上
℡090-6164-2888

3/16(土)
4:00~15:30

 

中村天風の教え

横浜市青葉台1-14-1
第二青葉台ビル303号

積極的に生きる―中村天風式池本・心と体の健康道場

池本
℡080-1009-0550

3/23(土)
18:30~20:00

いのちの讃歌

季里居Art.Qホール
日向市北町1-11
(九州電力前)
℡0982-52-7700

養心の会日向(ひむか)

養心の会 鈴木℡090-9563-4573
日向市倫理法人会
松木
℡090-8627-7935


広島市のH.S.さんより(2019.1.24)

広島市のH.S.様から

 寒中お見舞い申し上げます。

  先日、先生の『許されて生きる』(廣済堂出版)をやっと拝読いたしました。本当に素晴らしいご本を世に出してくださってありがとうございます。

 冒頭から涙、涙で読ませていただきました。西田天香さんの一生がいきいきと魂の深いところへ染み染みと染み入りました。こんな生き方をやり遂げてくださった先輩がおられるとは、本当に嬉しく、たくさんの勇気をいただきました。人類の至宝ですね。

 天香さんのお弟子さんの三上さんも、ご苦労の上にご苦労を重ねられていますが、私たちをとても励ましてくれます。何度も先生のお話に出てきた卯一少年の回向に繋がっていますね。

 人間はなんと深みのある生き物でしょうか!

 そういう意味では、私たちはいつからでも、いつでも生き返ることができるのですね。またさらに丁寧に毎日を重ねたいと思わせていただきました。

 今回のご本をまたたくさんの方にご紹介したいと思って、妹と先生のお話会を久しぶりに広島でできないかと話しております。

 妹はいま、広島駅の前にある蔦屋家電のイベント担当責任者になっており、その中にあるイベント会場で、先生が広島に来られる日の前後で90分くらいのお話会はできないかなと考えています。

 先生は6月に広島に講演にいらっしゃるそうですが、その前後に企画したいと思っています。もしも先生のご都合が合えば、是非相談させてください。

 感謝のメールからお願いまでしましたが、いつも本当にありがとうございます。ご検討いただけると幸いです。

 今週末はずいぶん寒さが厳しいとのことです。どうぞ風邪などひかれませんように。お身体ご自愛くださいませ。

                       平成31年1月24日


神奈川県横浜市のY.Kさんより(2019.1.6)

『許されて生きる』読後感

 今年の1冊目は、神渡 良平先生の『許されて生きる』でした。この本で始まるとは……と衝撃を受けました。
 一燈園の創設者西田天香の生涯。無所得無一物に生き、世界平和は先ずは自分から謝罪することだと、その背中で生き方を示された大人物です。
 大きな災害も戦争も果ては些細な誤解ですら自分の歩みの足りなさだと謝罪なさいます。
 他者の魂を拝み、お光によって許されて生きている。いつでも死ねるという覚悟をもって、生涯一托鉢者として生き抜きます。
「人は絹衣を纏い絹の夜具で寝た途端に謙虚さを忘れる……」
 その通りだと思いました。
 また進んで貧乏くじを引く姿勢。運がいいだのラッキーなどとVサインする、自分が大バカ者だと気付きました。
 曹洞宗開祖道元に並ぶ覚醒は聴く人の心を揺さぶり、その闇の中の一燈のような生き方は見ている者の心まで温めたとあります。
 誠の「一隅を照らす」とはこのこと。誠の「利他」とはこういうことかと、一文字一文字が輝いて目に飛び込んで参りました。
 比べるべくもありませんが、自分のための衣服を買い、自分の舌を喜ばせる為に食べ、自分の寝起きの為に家を持つ私のちっぽけさに身の縮む思いです。
 せめてそんな程度の生き方に「恥」を感じよう。
 所有物とは、他者の為に使うことが出来るものをただ自分の為だけに使った単なる証拠品なのだと感じます。
 天香さんは、ヨハネ・パウロ二世を始め世界中の宗教者指導者に愛され、大きなうねりを起こしました。その一つの証でもある宮崎県にあるサンメッセ日南に3月に行けることにもなりました。
 ここには日本の神道、仏教、キリスト教などの教団が協力してつくった「地球感謝の鐘」があります。
 あらゆる宗教の壁を取り、心一つに世界平和を願い、天香さんの生き方の片鱗だけでも見習って、今年も誰かの励みになるような生き方をしたいものだとつくづく思っております。
 宮崎で大海原に向かって立つ巨大なモニュメントを眺め、心を洗って来たいと思います。