神奈川県藤沢市 E.Hさんからのお便り (2016.4.2)
京都府 N.Nさんからのお葉書 (2016.3.30)
拝啓 三寒四温でまだまだ不順な天候が続きますが、いつもの通り春はもうすぐそこまで来ています。先生からの出版の案内をいただき、すぐアマゾンに予約を入れました。ところが発売前に、先生からのプレゼントの新刊が届きました。感謝して一気に読みました。
「アメイジング・グレイス」の誕生秘話は感動の連続でした。言葉の一つひとつが心に染みました。先生もお書きになっているように、この歌は魂の故郷へ導いてくれる歌ですね。心が洗われました。ありがとうございます。心より御礼申し上げます。
先生の今後ますますのご健勝をお祈りします。取り急ぎ御礼まで、
敬具
三月三十日
京都 N・N
宮崎県日南市 S.Nさんからのメール (2016.1.21)
2016年1月21日 宮崎県日南市 S.N
拝啓 ご丁寧な返信をいただき、ありがとうございました。宮崎県日南市でのご講演を感銘 深く聴きました。特に高校、大学時代の話は初めて聴いたので、いっそう身近に感じました。
私は障害者支援施設に36年間勤務しており、若い頃から安岡正篤先生の本を読んでおりました。だから今度出された先生の講演CD『一隅を照らす生き方 私の人生を拓いた安岡正篤先生の教え』は多大な共感を覚えて拝聴しました。私は安岡先生の『東洋学発掘』『運命を開く』『運命を創る』などに啓発され、私の今があるのは安岡先生のお陰だと思っています。
私が神渡先生のことを知ったのは、東京出張の折、八重洲ブックセンターに安岡先生の本を買いに行った時、神渡先生の『下坐に生きる』(致知出版社)を買いました。読んでみて衝撃を受けました。それ以来、私の武道の先生の薦めもあって、先生の本を夢中で読みました。不思議なことに、私が関心をいただいたマザー・テレサ、山岡鉄舟、森信三などの人物について、すでに神渡先生の著書があるんです。また神渡先生の本を通して、よりいっそう安岡先生を知ることができましたし、神渡先生の多くのご本は私の人生のテキストです。これまでご本に扉書きを書いていただきましたが、「喜神を含む」にしろ、「志は気の帥なり」「霜を経て楓葉丹(ふうようあか)し」にしろ、その時々の私にぴったりで、励みになりました。
今回は教護教育者の辻光(こう)文(ぶん)先生のことを書いた『共に生きる』を読ませていただき、頭が下がる思いでした。私は知的障害者施設の先駆者にあこがれ、福祉の仕事に携わってきました。この本を読ませていただき、心が洗われ、自分の足りなさを思い、新たな気持ちで頑張らなければと思うばかりです。ありがたい出会いをさせていただきました。
『下坐に生きる』に出逢えたご縁を不思議に感じます。お礼を申し上げずにおれなくて、手紙を差し上げた次第です。これからもますますお元気で、良い本を書いてください。
敬具
東京都 T.Kさん(聴講者)からのメール (2015.12.1)
2015.12.1
先般、貴重なご講演を聴かせていただきました。スクリーンにヒマラヤの満天の星を写し出し、おだやかな口調で魂のふるさとについて語り始められました。力みのない言葉の一つひとつが私の心の中に入ってきて、心地よささえ覚えながら聴きほれました。
確かに人間は宇宙の構成要素の一部分でありながら、その宇宙の意志を実現する特別な存在ですね。あのくだりでは、正直言って震えました。
日頃、私が何となく感じていたことを明確な言葉で話されるので、そうだ、そうなのだと大いに共感しながら聴きました。それに先生が影響を受けた方々の言葉を引用されましたが、優れた人々はそうした言葉を指針にして、それぞれの人生を構築されていたんですね。先人の奮闘ときねづかを知り、私も負けてはおれないと奮起するものがありました。
特に印象に残った言葉が3つあります。
1つ目は、どんな人にも一隅を照らすだけの力量を与えられているということです。だから自分の持ち場で最善を尽くせば、私も一隅を照らすことができることを肝に銘じました。
2つ目は、言葉が人生を創ることです。愚痴を言ったり、否定的な言葉を吐くと、自分の人生を暗くすることを再確認しました。建設的で前向きであることが、人間をクリエイティブにするんですね。
3つ目は、すべてのことに意味があることです。運が悪いのではなく、必要だからこそ起きており、そこから学べよという宇宙の意図があると思うと、もう逃げるわけにはいきません。まっ正面で受け止め、そこで最善の努力をし、難題を解決していくと、運勢も上昇気流に乗っていくことを確信しました。
体験を交えての話に大いに励まされました。講演の中で言及された『下坐に生きる』や『苦しみとの向き合い方 言志四録の人間学』を早速読んでみます。講演会場を出ながら、さわやかな覚悟が定まっていました。ありがとうございました。
T.K(東京都)