東京都品川区 K.Hさんからのお便り(2016.4.22)

前略 『アメイジング・グレイス――魂の夜明け』を拝読しました。またアイカさんのCDを聴かせていただき、静かな時間を味わっております。東京に出てきて以来、あわただしい時間を過ごしておりましたが、このご本で魂が還っていく故郷があるということを思い出させていただき、深い安らぎを覚えております。

ご本にあふれていた静けさは、かつて訪れた騒々しいカルカッタの街とはまるで違うマザー・テレサの静かな祈りにも似て、心に染み入ってまいりました。

この度、九州が地震に襲われました。親戚や友人たちが多く住んでいるので、心躁ぐことが多かったのですが、そんな時、先生の『アメイジング・グレイス――魂の夜明け』を手にしました。そして預けきることの安堵感に気づかされて、何というタイミングでご本を手にしたのだろう感謝しています。

日本はまた大きな試錬に直面しています。この内面の静けさを見失うと、ただあたふたし、未来を心配するだけになってしまうと思いました。神さまは今度の地震で何を伝えようとなさっているのか、祈り求めたいと思っています。

本当によいご本を書いてくださったことに心から感謝します。

草々


N.Mさんからのメール(2016.4.19)

 ご本が届きました。ありがとうございます。「アメイジング・グレイス」を初めて耳にしたのは、さだまさしさんの「風に立つライオン」ででした。その時、訳もなく涙があふれ、止まらなくなったことを思い出しました。自分でもなぜかわからなかったのですが! 後に、ナナ・ムスクーリの歌を聞いて、そして、その歌詞を読んで、再び魂のそこから沸き上がるものを感じました。なぜあの時、涙が溢れ、止まらなくなったのかがわかりました。作者の魂の思いが私の心に染み入ったからです。


K.Hさんからのメール(2016.4.19)

 ①ご本を読ませて頂いています。ゆっくりと半分拝読しました。胸が痛み、魂が洗われました。黒人奴隷の人身売買のことは授業で習っただけでした。奴隷船の話を通して、過去世での自分もとんでもないことをしてきたのではないかと自問自答しています。本当に素晴らしい本と出合わせて頂きました。ご本を通じて尊い天界からのメッセージが届いたと感謝しております。

 ②いま読了しました。託された神渡先生のメッセージがひしひしと伝わりました。扉に「光の中へ」というサインが在りましたが、正にその通りだと思いました。天理教の親様が光の到来が来るとお諭しくださっていましたが、これから次元上昇の時代に変わって行くと推察されます。本当に良き本を読ませて頂きました。心よりお礼申し上げます。


大阪府堺市 Y.Tさんからのメール(2016.4.19)

拝啓、神渡良平先生。御本『アメイジング・グレイス 魂の夜明け』を2回拝読致しました。魂の学びとなる御本を拝読でき、感謝致します。いろいろ感じ思うことがあり、上手く言い表せませんが、感想を申し上げます。取り留めがありませんが、気づくままに。

 ◇黒人奴隷、人身売買、奴隷貿易の残酷さ悲惨さを知りました。

 ◇ジョンが甲板に大の字に寝転び、〔船はまるで天空に浮かび上がり、銀河の中を航海して宇宙の彼方に向かっているかのよう。頭上で満天の星の大パノラマが繰り広げられ〕宇宙と対話するシーンを想像し、一緒に感動し、感激しました。すばらしいですね。大海原の航海にはそんな時もあるんですね。

 ◇《父ジョン、母エリザベスの子ジョン-ジュニアへの想い》――人々の魂の成長に寄与出来る人になっておくれと陰ながら祈る。子ジョンを授かり、どんなに嬉しく、歓び、心の慰めとなったか。養育に困り果て、手助け、想いをことごとく裏切らても、ぶきっちょながらもマグマのように奥深いところでたぎる愛情を持つ。遭難の時に「私の命を差し出しますから、子ジョンを助けて下さい」と祈り続ける。≒親の愛情は子には想像もつかないほど、計り知れない。子がどれほど親へ感謝しても及ばないほど、親は尊いものだと感じました。

◇ご本のメッセージを少しでも心に留めておくために、メモしました。

・自分の運命は甘んじ引き受けるしかなく、最善を尽くして切り拓くしかない。
・困難の中に新しい未来の萌芽がある。
・物事を注意深く観察し、そこにある神のメッセージを読み取る。
・目前の出来事は神の導きの一環。
・注がれている神の愛に目覚める。
・私の人生に起きた諸々の出来事を通して、神が私に何をして下さり、どう導いてこられたかを考え、内なる声と対話する。
・感謝して笑う。楽しいから笑うのでなく、笑うから楽しい。笑う門には福来る。

◇付属CDのAikaさんの曲は何度聴いても感動します。私は嫌な事があると、その人を赦せず、いつまでも恨んでしまいます。そんな私ですが、あの歌声を聴くと、少しは赦してあげようと思えます。大いなる人類の母性愛に包まれていると、自分が赦されているという感覚になります。

 ご本を拝読後、ある方の文章より次のメッセージが目に留まりました。

☆誰もが死(卒業)に向かって今日も歩んでいる。生かされている幸せに気付く。どんなに苦しい環境にあっても、その中で幸せに気付くことができなければ、どんなに希望が叶っても幸せだとはいえない。神の幸福の海の中でもがいていて、神の愛に気付いてない。既に神の中に自分はあるというのに!

こうしたことがご本『アメイジング・グレイス――魂の夜明け』のメッセージだと感じました。ご本を繰り返し拝読致し、また改めて感想を述べます。

神渡先生のご本にご縁を賜り、心より感謝申し上げます。

敬具

 

追伸 親しい友人たちにご本を贈りました。それらの方々から私宛てにお礼の感想メールをいただきました。ご本人には許可を得ていませんが、勝手ながら神渡先生にお知らせしたく思い、メール致します。


宮崎県日向市 M.Sさんからのお便り(2016.4.18)

『アメイジング・グレイス 魂の夜明け』を読んだ感想を送ります。

荒ぶれた時代があったジョン・ニュートンですが、根底には司祭にふさわしい神の御心があった方だと思いました。それは子供の頃、お母様と過ごす日々の描写の中で感じました。

読み終えて本を閉じ、静かに私自身の過ぎしこのかたを振り返ってみると、その時々思い悩み、悶々としたことも、過ぎてみれば、舵を離さずにきたことで今があることに気付きます。人はそれぞれに、その時々自分に降りかかってくる悩みや苦しみに「何故?!」と懊悩するものです。それをいかに乗り越えるか、舵をどう切るか、なのでしょうね。

肌の色が違うということで動物、否、それ以下に扱われた黒人たちを、ジョン・ニュートンが自らの罪として償うために28年もかかって諦めずに訴え続け、奴隷貿易廃止法を制定したことをこの本で知りました。今の政治家で信念に突き進み行動されている方がどれだけいらっしゃるでしょうか。

この地球というひとつの星で、争いが絶えまないことを私たちは悲しんでいますが、神もまた嘆いておられると思います。

「アメイジング・グレイス」はもともと讃美歌で、ジョン・ニュートン司祭が歌詞を書いたことは、前に神渡先生のお話で知りました。ジョン・ニュートンが嵐で遭難しかかったとき聴こえてきた「アヴェ・マリア」はジョンのお母様の声ではなかったのかと思いました。

私は、アヴエ・マリア=聖母=母と思っています。「アヴェ・マリア」を聴いていると、母に抱き締められているような気がして涙が出ます。また「アメイジング・グレイス」を聴いていると、許しを乞うような、そして、許しを受けているような気がして、心が穏やかに優しくなり、またまた涙がこぼれます。

この本を通して先生が伝えたかったのは何なのだろうかと考えました。それは、心からすべてのものを愛するということでしょうか。本の帯にも書かれているように、「人生に起こるできことを受け入れて」自分の心の糧とすることなのではないかと思いました。

5年前、夫が重い病気にかかっていることが判明したとき、神渡先生から、「動揺することなく、強い心で受け入れましょう」というお手紙を頂きました。そのお手紙は深く私の心に刻まれています。お蔭様でだいぶん強くなりました(笑)。

 還暦を過ぎてもまだまだ人としての自覚も覚悟も足りません。自分の足元に気を配って見つめながら勉強重ねてまいります。素晴らしいご本を本当にありがとうございました。6年に及ぶ取材、本当に本当にご苦労様でした。また便りいたします。7月2日、日向市での講演会でお会いできることを楽しみにしております。

 

追伸 早くに書き終えていたのですが、送信が遅くなってしまいました。内容もあちこちに飛んだりして、とりとめのない文章になってしまいました。こちらは地震の揺れが度々襲ってきます。早く鎮まることを祈る毎日です。先生もお気をつけてお過ごしくださいますように。