主な著書をご紹介します。
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大和出版 税別1748円 1999/02/20発行
逆境に打ち勝つ23の心の詩
中村天風が説いた「心の用い方」を見事に用いている人々の例を挙げた。本書では、「私の人生の師は安岡正篤と中村天風だ」と言う稲盛和夫、東洋医学を取り入れ、めざましく医療の実績を上げている矢山利彦、映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」で人類の最先端のメッセージを映像として届けている龍村仁、平凡なことを非凡にする「掃除の神様」鍵山秀三郎などを採り上げた。
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中村天風 生きる心得―逆境に打ち勝つ23の心の詩』
サンマーク出版 税別1600円 1998/10/15発行
無名あっても、有力な生き方をした人々
人間は功成り名を遂げて有名になり、財を築くと、ややもするとその上にあぐらをかいてしまい、進歩向上しなくなりやすい。安岡正篤はそれを「有名無力、無名有力」と表現し、「無名であってもいい、しかし内容のある人間でありたい」と刻苦勉励した。世の中の健全さはそういう人々によって支えられている。本書では、脳性小児麻痺の日木流奈、内観の開発者の一人柳田鶴声、仏教詩人坂村真民、トルストイの翻訳者北御門二郎、はがき道の坂田道信など、無名であっても有力な人々を採り上げている。
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野に在る覚者たち―人知れず咲く大輪の人生』
サンマーク出版 税別1600円 1997/11/15発行
ボランティアの目から見た素顔のマザー・テレサ
今世紀最大の、いや人類史上最大の偉人が逝った。その偉人が私たち同時代人に投げかけたものは何か。神は私たちが彼女から何を学び、私たちの人生にどう生かせと願っておられるのか。マザー・テレサの生き方にアッシジのフランシスコが大きな影響を及ぼしていることを知った筆者は、イタリアのアッシジを訪ね、フランシスコゆかりの場所を訪ねて、その生き方を学んだ。本書はマザー・テレサのもとでボランティアの汗を流した筆者からの鎮魂歌である。
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マザー・テレサへの旅路―祈りと愛に触れた日々』
日経BP社 税別1400円 1997/05/08発行
この人たちの生きざまを見よ!
人は人によって発奮する。自分を練磨して一群の指標となり、歴史に残るような仕事をした人々の、克己尽力楽天を探る。本書では、住友生命名誉会長の新井正明、松下電器産業の山下俊彦、大正製薬の上原明、ファンケルの池森賢二などを採り上げた。
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私を変えたあの言葉』
致知出版 税別1800円 2024/10/16発行
哲人中村天風が掴んだ自分を高める方法とは
自分の人生の主人公でありたいと願わない人はいない。哲人中村天風がヒマラヤでの修行を通して目覚めていく過程を追いながら、強靭な自分を作る方法を学ぶ。従って本書は、さまざまなことが起きる人生に負けない自分を作るガイドブックでもある。
ながらくベストセラー5位にランクされた自己啓発書。
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宇宙の響き (Chichi‐select)』
PHP研究所 税別1456円 1995/06/13発行
野中の一本杉で行け!
私はPHP研究所からDVD『一隅を照らす 安岡正篤と中村天風』を刊行しているが、本書はその単行本である。一度しかない人生を取りこぼすことなく有意義に送ることは、私たちに課せられた課題である。そこで聖賢の叡智に耳を傾け、指針を得て、人生を強化したいものである。
本書では、中村天風の指導によってスランプから脱したプロ野球選手・広岡達朗、天風先生からひと言「野中の一本杉で行け!」と喝を入れられて、よみがえったデパートの神様・山中鏆元東武百貨店会長のことなどを採り上げている。
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一隅を照らす人生』
大和出版 税別1800円 1994/10/15発行
人をひきつける“人徳”の養い方
人々の上に立ち、リーダーシップを発揮しなければならない人に、もっとも必要とされているのは、みんなに尊敬されているかどうかである。統率力はそこから生まれる。人の上に立つ人はもっとも下坐におりる人である。「急がば廻れ」とは今もなお真理である。請求に結果を求めてはならない。コツコツと努力することが必要だ。それらのことを、伏見工高ラグビー部監督の山口良治、寝たきりの詩人・星野富弘、分福と植福を心がける棋士・米長邦夫、明治維新をつくり上げた吉田松陰などに学ぶ。往年のベストセラー。
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安岡正篤にみる 指導者の条件―人をひきつける“人徳”の養い方』
三笠書房 税別1456円 1994/06/30発行
前著に続く『言志四録』解説の第2弾で完結編!
倫理道徳はいかに美しい条文が並べられようと、本当には人の発奮の力にはなり得ない。誰がどう応用して、実人生を変えたかを知って、人は初めて発奮し、克己尽力の努力が始まるものだ。従って本書でも、『言志四録』の各条文の解説を、偉人たちの実人生を語りながら説いた。前書と対で、『言志四録』全4卷1334条をカバーした。
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器量と才覚―佐藤一斎『言志四録』から何を学ぶか』
致知出版社 税別1456円 1994/06/10発行
満州の二宮尊徳といわれた山崎寿の物語
修養団体一燈園の創始者・西田天香の「下坐におりた生活」を広めようと、満州に渡った山崎寿は、中国人、満人、朝鮮人のいぶかしげな眼差しを乗りこえて、五族協和の新天地をつくり上げていった。自動車用品の量販店イエローハットの創業者・鍵山秀三郎は、「先生の作品を読んでいると、身体が熱くなり、涙がほとばしり出るような場面に逢うことがしばしばです」と推薦の言葉を贈っている。神渡の作品中のベスト1に挙げられる書物である。
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はだしの聖者―満州の二宮尊徳といわれた山崎寿の物語』
三笠書房 税別1942円 1993/11/10発行
人生、発奮の書『言志四録』の解説書
「人生は志によって変わる!」と断言したのは江戸幕府の最高の学問機関・昌平坂学問所の儒官・佐藤一斎だ。これほど透徹した眼差しで宇宙と人生について書き表した書物はない。日本が近代国家への産みの苦しみを続けていた幕末、『言志四録』は多くの人々に、人間いかにあるべきかを説き、維新の指針となった。この後編である『器量と才覚』(三笠書房)とともに、ロングセラーとなった。
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いかに人物たり得るか―佐藤一斎『言志四録』をどう読むか 人生、発奮の哲学』